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印鑑登録から印鑑証明を発行するまでの時間と流れをざっくり見る!

印鑑登録から印鑑証明を実際に発行してもらうまでにかかる「時間」を「流れ」とともに、ざっくりと説明します!このページを見るだけで、まだ実印も持っていない段階から、どれくらいの時間で印鑑登録から印鑑証明の交付まで必要かが分かります。

なお、印鑑登録→印鑑証明の発行までには、いくつかの方法がありますが、今回は、話を分かりやすくするために、出来る限り時間のかからない一般的な方法で説明したいと思います。

では、早速、見ていきましょう。

印鑑登録から印鑑証明の発行までにかかる時間について

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実印を準備する

今回はじめて印鑑登録をするという方は、まずは「実印」を購入する必要があります。お近くのはんこ屋さんでもいいですし、インターネットで注文するという手もあります。近くのはんこ屋さんであれば、最短で即日で手に入れることができると思います。

インターネット注文でも最近では、注文した翌日に届けてくれる場合もあります。

なお、三文判やシャチハタは実印として、原則登録できませんので、ご注意ください。詳しく知りたい方は、「登録できない印鑑について」をご覧ください。

実印を用意するのにかかる時間は、最短で即日~2日程度でしょうか。

身分証明書を用意する

下記のいずれかの身分証明書を持っている場合は、有効期限が切れていないかを確認するだけで済みますので、10秒程度で済みます。

〇写真付きの住民基本台帳カード

〇運転免許証

〇旅券(パスポート)

〇外国人登録証

など。

【注意事項】

〇社員証や健康保険証では申請できません。

なお、上記の身分証明書を持っていない方ですと、住民基本台帳カードを取得するのが一番、手っ取り早いかもしれません。ちなみに、住民基本台帳カードを持っていますと、印鑑証明書や住民票を近くのコンビニなどでも発行できるので、便利です。

住民基本台帳カードの取得の仕方はこちらからどうぞ(新規タブまたはウィンドウ)

市区町村役場で印鑑登録

印鑑登録をするための「実印」と「身分証明書」が揃ったら、いよいよ、お近くの区役所や市役所などで「印鑑登録」を行います。

所要時間は、市区町村役場までにかかる移動時間と、役所に到着してから印鑑登録の申請→登録までにかかる時間が必要になります。

役所までの移動時間については、個人差があると思いますので、省略します。

役所に到着してから印鑑登録の申請→登録までの時間ですが、混んでいなければ、申請用の書類に必要事項を記入して、窓口で申請するまでに5分、実印登録までに5分といったところでしょうか。

このとき、申請をする実印に不備があったり、身分証明書の有効期限が切れている場合は、印鑑登録ができませんので、ご注意ください。

印鑑登録が無事、終了すると「印鑑登録カード」が発行されると思います。(要パスワード設定。このカードを使うことで、今後、身分証明書が不要になり、よりスムーズに印鑑証明を発行できるようになります。)

印鑑証明を交付申請

発行された印鑑登録カードで、今度は必要な枚数分だけ印鑑証明の交付申請を行います。なお、この時、数百円の発行手数料が必要になります。印鑑登録カードがあれば、印鑑登録時と異なり、印鑑証明の交付時は、身分証明書は必要ありません。

発行枚数の決定(交付申請)→手数料の支払いにかかる時間は、混んでいなければ、3分程度といったところです。

印鑑証明を取得

印鑑証明の発行申請を行って、受け取るまでは、3~5分程度といったところです。印鑑登録時に実印のチェックや本人確認が済んでいますので、印鑑証明の発行そのものは、3分もかからないかもしれません。

代理人による取得など、印鑑証明書の取り方についてもっと詳しく知りたい場合は、下記よりご覧ください。

印鑑登録証明書の取り方・取得の方法へ進む

まとめと混み具合について

印鑑登録から印鑑証明の発行までをざっと、見てきましたがいかがでしょうか?

筆者はこれまで何度も上記の作業を行ってきましたが、実印作成(半日)→印鑑登録・印鑑証明の発行まで(移動時間も含めて最短1時間程度)は、はじめての場合、午前中から取り掛かったとしても、最低でも「半日~1日」は必要になるかと思います。

ただ、現実的には、大都市圏は日常的に役所は混んでいることが多いので、印鑑登録から印鑑証明の交付までには、上記以上の時間がかかると思います。特に転勤・転居などが重なる春先などは役場はめちゃくちゃ混んだりすることがあります・・・。はんこ屋さんも、春先は忙しいところが多いです。

あまり待ちたくないという人は春先以外の平日に印鑑登録と印鑑証明の交付を行うといいかもしれません。

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【筆者プロフィール】

浅井美津子

保有資格である宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級・販売士1級を活かし、長年にわたり、不動産、自動車などの売買契約業務から会計業務まで幅広く従事。社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。