トップページ > 実印(登録印鑑)とその他の印鑑 > 印鑑作成|失敗しない「はんこ」の選び方と注意点

印鑑作成|失敗しない「はんこ」の選び方と注意点

印鑑を作成するには、どんな種類の印鑑を作るかによっても異なりますが、購入する前に抑えておきたいポイントが幾つか存在します。

そこで、今回は後で、「失敗した!」と後悔しないための印鑑の選び方と注意点について、網羅的に取り上げ、それぞれについて編集部にて徹底解説したいと思います。

image

それを見出しとして、まとめたのが上のイメージになります。

では、早速見ていきましょう。

印鑑の種類

印鑑と一口に言いましても、その種類には、銀行印、認印、実印、など様々な種類があります。

シャチハタや三文判と呼ばれるものとは違い、それらの印鑑は欧米の署名に相当するもので、売買契約書や申込書、受取書などで利用され、”自らの意思”を確認するために使用されます。

特に、実印は不動産の売買や車の売買、相続、公正証書の作成などの重要な取引で使われることから、自分だけのオリジナルの印鑑を購入することが一般的な大切な印鑑になります。

実印について、もっと詳しく知りたいという方は、「実印ってそもそも何?登録方法から使い方まで徹底解説!」の記事をご覧ください。

なお、本記事の文中で指している印鑑とは、実印や銀行印などの大切な印鑑のことを意味しているとお考え頂ければと思います。

印鑑の素材・材質と価格相場について

印鑑の素材・材質には、実に様々な種類の印鑑があります。

代表的な素材・材質には、象牙、黒水牛、チタン、彩樺、楓、琥珀、薩摩本柘、白檀などがありまして、それぞれの特徴の違いによって、価格の相場、使用感、捺印性、希少性、保管のしやすさ、見た目の美しさなどが変わってきます。

当サイトでは、印鑑作成の中でも特に人気の高い素材・材質について、それぞれの相場価格、素材の特徴、お手入れ方法までを詳しく解説しておりますので、印鑑購入の際の参考にして頂ければと思います。

〇黒水牛の印鑑の価格相場表

 黒水牛(女性用/15cm)黒水牛(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥4,280¥5,280
ハンコヤドットコム¥6,900¥8,000
ハンコマン¥5,340¥6,370
はんこdeハンコ ¥4,380¥5,380
いいはんこやどっとこむ¥5,980¥6,580
印鑑市場¥5,600¥6,600
ハンコヤストアドットコム¥3,180¥4,180
印鑑の匠¥4,080¥4,480
平安堂¥18,800¥21,800
はんこキング¥4,762¥5,619
国士堂¥6,780¥5,440
畑正¥15,800¥17,800
相場価格(平均)¥7,157¥8,127

黒水牛(極上) 実印13.5mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒黒水牛の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇象牙の印鑑の価格相場表

店舗名本象牙(女性用/15cm)本象牙(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥18,800¥19,800
ハンコマン¥18,100¥21,100
はんこdeハンコ ¥16,800¥19,800
いいはんこやどっとこむ¥12,480¥14,280
印鑑市場¥19,100¥21,200
ハンコヤストアドットコム¥14,800¥16,800
印鑑の匠¥16,980¥19,980
平安堂¥29,600¥32,800
はんこキング¥13,619¥15,810
国士堂¥16,280¥19,370
畑正¥19,800¥27,160
相場価格(平均)¥17,850¥20,736

本象牙(並上) 実印13.5mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒象牙の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇チタンの印鑑の価格相場表

 チタン(女性用/15cm)チタン(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥8,800¥9,800
ハンコヤドットコム¥16,390¥19,500
ハンコマン¥17,000¥20,090
はんこdeハンコ ¥13,800¥15,800
いいはんこやどっとこむ¥7,800¥9,200
ハンコヤストアドットコム¥7,700¥8,900
印鑑の匠¥8,980¥10,980
平安堂¥32,400¥38,700
はんこキング¥13,524¥17,048
国士堂¥17,310¥20,400
畑正¥30,600¥42,000
相場価格(平均)¥15,846¥19,311

チタン 実印 13.5mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒チタンの印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇彩樺の印鑑の価格相場表

 彩樺(女性用/15cm)彩樺(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥5,100¥5,900
ハンコヤドットコム¥5,100¥6,100
ハンコマン¥4,000¥5,240
はんこdeハンコ ¥3,880¥5,080
いいはんこやどっとこむ¥3,980¥4,580
印鑑市場¥4,800¥5,800
ハンコヤストアドットコム¥3,780¥4,880
印鑑の匠¥2,880¥3,280
平安堂¥13,800¥25,280
はんこキング¥4,095¥4,952
国士堂¥6,780¥7,300
畑正¥10,800¥11,800
相場価格(平均)¥5,750¥7,516

茶彩樺 実印15.0mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒彩樺の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇楓の印鑑の価格相場表

 楓(女性用/15cm)楓(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥5,100¥6,100
ハンコヤドットコム¥5,100¥6,100
ハンコマン¥4,210¥5,030
はんこdeハンコ ¥3,680¥4,780
いいはんこやどっとこむ¥3,780¥4,980
印鑑市場¥4,800¥5,800
ハンコヤストアドットコム¥3,580¥4,580
印鑑の匠¥3,080¥3,480
国士堂¥6,060¥6,680
相場価格(平均)¥4,377¥5,281

楓 実印15.0mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒楓の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇琥珀の印鑑の価格相場表

 琥珀(女性用/15cm)琥珀(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥7,080¥7,680
ハンコヤドットコム¥15,300¥17,400
ハンコマン¥12,470¥13,500
はんこdeハンコ ¥14,800¥16,800
いいはんこやどっとこむ¥9,780¥11,480
印鑑市場¥13,000¥14,300
ハンコヤストアドットコム¥12,600¥14,600
印鑑の匠¥8,980¥10,980
平安堂¥15,800¥27,800
はんこキング¥10,381¥12,095
国士堂¥25,550¥39,970
畑正¥23,000¥26,600
相場価格(平均)¥14,062¥17,767

琥珀(樹脂) 実印15.0mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒琥珀の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇薩摩本柘の印鑑の価格相場表

 薩摩本柘(女性用/15cm)薩摩本柘(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥2,980¥3,880
ハンコヤドットコム¥4,200¥5,200
ハンコマン¥3,180¥4,000
はんこdeハンコ ¥2,980¥3,880
いいはんこやどっとこむ¥2,980¥3,580
印鑑市場¥3,900¥5,000
ハンコヤストアドットコム¥2,880¥3,780
印鑑の匠¥2,480¥2,880
平安堂¥9,800¥12,800
はんこキング¥3,619¥4,476
国士堂¥5,750¥6,370
畑正¥10,800¥11,800
相場価格(平均)¥4,629¥5,637

薩摩本柘 実印15.0mm

(写真/はんこプレミアム)

⇒薩摩本柘の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

〇白檀の印鑑の価格相場表

 白檀(女性用/15cm)白檀(男性用/16.5cm)
はんこプレミアム¥7,580¥7,980
ハンコヤドットコム¥10,400¥11,500
ハンコマン¥9,460¥10,820
印鑑市場¥13,000¥14,300
平安堂¥21,800¥27,800(18cm)
国士堂¥12,160¥13,190
畑正¥13,300発売なし
相場価格(平均)¥12,529¥14,265

⇒白檀の印鑑の価格相場と特徴についての詳細はこちら

印鑑作成の時間について

印鑑を急いで作りたい人、多少時間が掛かってもじっくり考えたい人、色々な方がいらっしゃると思いますが、印鑑作成の時間については、最短で作成したいということであれば、実店舗のはんこ屋さんで作成するのが最も早いかと思います。

仮にフルネームの実印作成であっても、実店舗であれば、最も早ければ、即日作成できるお店もあります。

ただ、最近では、ネットで印鑑を注文しても、当日午前中までの注文であれば、翌日には手もとに到着するというお店も数多くありますので、実店舗とネットの差は、ほとんど無くなりつつあると言えます。

印鑑の購入先として店舗とネットで比較

ネットのはんこ屋さんで購入するのと実店舗で印鑑を買うにあたっての比較ポイントを表にまとめてみましたので、ご覧ください。

 ネット実店舗
商品の品揃え
価格
スピード
注文までの手間
実物の確認

順番に見ていきたいと思います。

〇商品の品揃え

実店舗の場合は、たまたま買いに行ったときに、商品在庫がなかったり、あるいは、素材や材質によっては、そもそも取り扱いがなかったりすることがあります。

しかし、ネットであれば、欲しいと思った素材が、かなりマニアックな素材であっても、どこかの店舗で取り扱いがあることがほとんどです。

そういった意味では、商品の取り扱いという意味では、ネットが有利になるかと思います。

〇印鑑作成にかかる価格

印鑑を作成するときの価格について、印鑑そのものの値段、印鑑ケースの金額、送料など、総合的に比較すると、価格面ではネットに分があると言わざるを得ません。

実店舗の場合、立地のいい場所ですと、店を構えているだけで高い固定資産税や地代家賃もかかりますし、また、販売員を雇うための人件費、店舗のディスプレイにかかる費用、店舗運営に欠かせないレジ端末など実に様々なコストが必要になってきます。

一方、ネットのはんこ屋さんは、それらの費用がほぼ必要ないので、実店舗に比べると、コストは大幅に低く抑えることができます。

実際に、実店舗とネットの両方で展開しているはんこ屋さんで、ネットの方の価格を下げているという店舗もあるほどです。(参考店舗/「ハンコヤドットコム」)

また、ネットで注文するときのネックになる送料も5,000円以上で無料になるなど、現状では、ネットの方が有利になっていると言えるかと思います。

〇印鑑作成のスピード

こちらについては、先ほど説明させて頂きましたが、店舗の方が有利になるかと思います。

〇注文までの手間

ネットで印鑑を注文する場合は、ネット上で比較検討して、自分の好きな印鑑をネット上で注文できますので手間と言っても画面内での遷移に限られますが、実店舗の場合、複数のお店を探して、移動して、比較検討しようと思うと大変です。

近くに比較検討したいはんこ屋さんが集まっていればいいですが、バラバラに点在していると、お店の場所を探して足を運ぶだけでも、かなりの時間と手間がかかってしまいます。

注文までにかかる手間についても、ネットが有利と言えるでしょう。

〇実物の確認

注文する前に、自分の手で触って確認したいという場合は、実店舗が圧倒的に有利です。

実際に素材の感触や見た目などを確認しながら、自分の好きな印鑑を選ぶことができます。

印鑑作成におけるネットで評判のいいお店

販売している全商品に10年保証をつけて、さらに格安価格で印鑑を注文できるはんこプレミアム、年間30万件の出荷実績を誇る業界最大手の「ハンコヤドットコム」、ネット上で高級印鑑を注文できる有名店「平安堂」といったお店はネット上の評判も上々です。

また、その他では外国人向けの印鑑作成から、大量注文、スピード出荷対応に迅速に対応してくれる「ハンコマン」、ネット注文時に印影を確認できる「はんこdeハンコ 」、印鑑の製造卸直販で一般の消費者に安い価格で印鑑を提供してくれる「ハンコヤドットコム」なども評判のいいお店として知られています。

印鑑の保証について

印鑑の素材・材質のところで少し触れましたが、印鑑は素材や保管状況などにより、経年劣化とも言うべき歪みや変色などが起こったりすることがあります。

特に象牙に代表されるような希少価値が高く繊細な天然素材の印鑑は、保管にもメンテナンスにも十分気を付ける必要があります。

実印や銀行印は高級な印鑑で長期間にわたって使用し続ける印鑑になりますので、購入する印鑑に保証をつけてくれるお店を選ぶというのは、非常に重要なポイントになってくるかと思います。

まとめ

「印鑑作成|失敗しない「はんこ」の選び方と注意点」と題して、お送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

印鑑は一度、購入すると長い間、使用し続けるものなので、後で後悔しないように、抑えるべきポイントを抑えて注文したいところですね。

今回の記事が読者の方の参考になれば、幸いです!

スポンサーリンク

【筆者プロフィール】

浅井美津子

保有資格である宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級・販売士1級を活かし、長年にわたり、不動産、自動車などの売買契約業務から会計業務まで幅広く従事。社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。