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実印の登録を抹消する。~トラブル予防策~

印鑑登録、印鑑証明書に関するトラブルが頻発していますが、今回は「実印の登録を抹消する」という方法を説明します。

実印の登録を抹消する

法人の場合は別として、個人の方で実印・印鑑証明書を利用することは人生においてもそう多くはありません。家を買ったり、車を買ったり・・・。車を1年に一回買い換えたとしても、必要なときは1年に1回というわけです。家を人生において個人で何回も買うという人はそう多くはないと思います。

また、大事な実印、印鑑登録証を、貸し金庫などに保管しておくことはそれなりに費用が掛かります。

そこで、思い切って印鑑登録してある印鑑=実印を登録抹消すれば、保管に貸し金庫を利用する必要もなく費用を掛けることもなくなります。

抹消された印鑑は、実印から認印になりますので、例えば公正証書などに利用されて悪用される心配はなくなります。

そしてもし抹消後、再び必要な時がきた場合は、その時に再び印鑑登録を行って、実印として使用すればいいというわけです。

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実印の登録を抹消するについてのまとめ

実印や印鑑証明書は、個人で管理することのコストやリスクを考えますと、この方法が一番いいのかもしれません。印鑑登録されてない印鑑を登録して、さらに証明書まで発行して・・・それを悪用となると、かなりの手間ですからね・・・。

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【筆者プロフィール】

浅井美津子

保有資格である宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級・販売士1級を活かし、長年にわたり、不動産、自動車などの売買契約業務から会計業務まで幅広く従事。社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。