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印鑑登録申請~本人による申請2/官公署発行の写真付き証明書~

登録申請には本人が申請を行う場合と代理人が申請する場合がありまして、今回は本人が申請を行う場合(官公署発行の写真付き証明書を利用した印鑑登録申請)の流れと必要なものをまとめておきます。

本人による申請には3種類ありまして、ここでは官公署発行の写真付き証明書を利用した印鑑登録申請について説明したいと思います。

官公署発行の写真付き証明書という言葉はあまり聞き慣れない方もいるかもしれませんが、平たく言いますと、パスポートや免許証などの身分証明書のことです。

印鑑登録申請~本人による申請2/官公署発行の写真付き証明書~

官公署発行の写真付き証明書による印鑑登録申請

即日発行をして欲しい場合は、この方法による印鑑登録申請を利用した方がいいでしょう。

〇申請の流れ

必要な物を持参して直接、窓口へ行きます。

*登録する予定の印鑑

*有効期限内の官公署が発行した写真付き証明書(下のいずれかで大丈夫です。)

〇写真付きの住民基本台帳カード

〇運転免許証

〇旅券(パスポート)

〇外国人登録証

など。

※注意事項

・登録できる印鑑は一人一個までです。

・家族の印鑑でも、同一のものを印鑑登録することはできません。

・社員証や健康保険証では申請できません。

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本人証明に関するアンケートを実施しました!

本人であることを証明できるものと言えば?

結果は、圧倒的に運転免許証となり、その社会的な認知度・信頼性が極めて高いことを裏付ける形になったと思います。ユーザーさんから頂いた意見には以下のようのものがありました、

○運転免許証は、取得する費用も高く、時間もかかるので、不便

○郵便局では、性別の区別がつかないために不可のときがあった

○保険証は顔写真がないのでNG

○住民基本台帳は証明書として認めない

個人的には、運転免許証もパスポートもそれなりに費用も時間もかかりますので、住民基本台帳カードの写真つきが安くて、もっと早く発行できると、幅広い人にとって利便性が高いと思いますが・・・慣習というのはなかなか変えるのは難しいのかもしれませんね・・・。

官公署発行の写真付き証明書による申請のまとめ

社員証や健康保険証では申請できませんので、ご注意ください。住民基本台帳カードがあると、印鑑登録を済ませた後、印鑑証明書を近くのセブンイレブンなどで受け取ることができたりするので、とても便利です(^^;)

印鑑登録申請~本人による申請1(照会文書による印鑑登録申請 )~はこちらから

印鑑登録申請~本人による申請3(保証人による印鑑登録申請 )~はこちらから

【登録する印鑑や印鑑証明について】

登録する印鑑はいわゆる実印と呼ばれるとても大事な印鑑です。他人と同じものは基本的に登録できません。また、シャチハタや三文判も登録することができませんので、ご注意ください。登録できない印鑑のことやなぜ印鑑証明が必要なのかを知りたい方は下記のリンク先をお読みください。

登録できない印鑑について

印鑑登録・印鑑証明ってそもそも何?

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【筆者プロフィール】

浅井美津子

保有資格である宅地建物取引士(免許番号:941700070)・簿記1級・販売士1級を活かし、長年にわたり、不動産、自動車などの売買契約業務から会計業務まで幅広く従事。社会問題から生活に関わる話題などについて、独自の視点で執筆活動も行っています。